育児、育児、の毎日で社会から取り残されているように感じているあなたへ

「これから社会に出て活躍する人を育てるってとってもすごいことよ」

これは、母が私にかけてくれた言葉。この言葉を聞いて「あぁ、今私が毎日向き合っていることは未来につながっているんだなぁ」って気づいた。この言葉に救われたなぁ

 

妊娠するまでの私は、それなりに、いや、割と働き者だった。仕事が忙しい時期には、帰宅が日付をまたいだことが続くこともあったし、家には単に寝に帰っているだけ、という感覚だった。

 

でも、働くことで誰かの役に立っている、誰かに必要とされてる、っていう自己肯定感もあった。気心の知れた人たちと働くことも、割と居心地がよかった。今思えば、職場環境にも恵まれていたのかな。

 

それが、妊娠・出産で生活が180℃変わった。毎日、だんなさんが仕事に行ってからは、生まれたばかりの我が子と二人っきりの日々。当時は、まだ息子は笑うこともないし、話しかけても反応があんまりなくて、コミュニケーションも一方通行に感じることが多かった。

 

自分で望んで妊娠して、自分で選んで出産して、自分で決めたことなのに、男性と女性の違いの大きさについて考えたり、自分はもう社会から必要とされていない存在なんじゃないかなんて考えたり、目の前にかわいい我が子がいるのに、なんだか自分だけ社会から遠いところに行ったように感じてた。

 

そんなときに、母からかけてもらった言葉。

「あぁ、そっか。私が今、毎日、全身全霊をかけて向き合っていることは、将来につながっていくんだ」って思えた。そうしたら、我が子が一層、いとおしく、かわいく、大切に想えた。

 

もしかしたら、どこかに少し前の私のように感じているママがいるかもしれない。そんなあなたに伝えたいです。今、私たちがしていることはすっごいことなんだよ。自信をもっいいんだよ。って。